Simple Scala Build Tool。Scala向けのビルドツールで、ライブラリの依存性解決などを自動化してくれます。
大きなアプリを開発するときも、ちょっとライブラリを試用するだけの場合も便利に使えます。
えす・びー・てぃー・こんそーる。sbt consoleでは、コンソール上でScalaコード入力・実行することができます。
また、sbt console内ではbuild.sbtで指定したライブラリを利用することができます。
ちょっとあるJavaライブラリ/Scalaライブラリを試してみたい、というときに便利です。
まっさらな状態からsbt consoleを始めるためには、以下の3ステップを行います。
$ mkdir scala-playground $ cd scala-playground/ $ touch build.sbt $ sbt console |
sbt consoleを使って、「Hello World!」という文字列を出力してみましょう。
Scalaで関数を呼び出す方法の一つは「関数名(引数)」の文法を使うことです。文字列リテラルは、文字列を"(ダブルクオート)で囲って表現します。
scala> println("Hello World") Hello World |
「scala>」はsbt consoleのプロンプトで、printlnは関数名、"Hello World!"は文字列リテラルです。